あたりまえのことに感謝する気持ち

私の大好きなメールマガジン幸せなサラリーマンになる方法」に、共感する言葉があった。

●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。今日は「あたりまえのことに感謝する気持ち」について考えてみましょう。先日、朝のラッシュ時、通勤電車が3時間ほど動かなくなりました。

●駅の入り口では、大勢の人が右往左往しており、身動きが取れない状態。私もしかたなく、バスで他の駅まで乗り継ぎ、遠回りのルートでなんとか会社に到着しました。1時間半の遅刻です。

●影響を受けたのはサラリーマンだけではありません。高校生や、子供連れの女性など、何千人、何万人という乗客が「時間のロス」を余儀なくされました。ここで多くの人は「怒り」を感じます。

『まったく、JRはなにをやっているんだ!?』
『高い定期代払ってんだから、ちゃんと運行しろよ…』

●以前の私も、このような「責めの言葉」を心の中で繰り返していました。ですが、今は少し違った考え方を持っています。そもそも『電車が時間どおりに毎日走ること自体が、すごいことなのだ』と。

●「電車がダイヤどおりに走るのは当たり前だ」と考えている人もいるでしょう。しかし、その舞台裏では、どれだけのJRの社員が神経をすり減らしているのか? これは電車に限ったことではありません。

●私は本業で、WEBシステムの開発と運用に携わっていますが、システムを24時間365日「絶対に止まることなく稼動させつづける」のがいかに大変か? というのは、よく分かっています。

●きっと、あなたの業界でも、おなじではないですか? 毎朝コンビニに商品が並ぶ、書店に本が並ぶ、新聞が届く。私たちの生活をとりまく「ありふれた日常」を支えるために、どんな苦労があるのか?

●交通も、物流も、そして情報通信も、それが「止まらずに動き続けていること」自体、とても「美しいこと」なんです。ビジネスマン一人ひとりの「努力の集大成」が、そこに表現されているのですから。

目の前の不便や理不尽に腹を立てることは簡単だけれども、
当たり前のことに感謝する気持ちを持ち続けたいですね。